2011年5月6日金曜日
ノープランツーリング
MOTOFIELD モトフィールド/防水防寒オーバーパンツ
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「目的地は決めていません、ホテルか旅館に泊まるけど空きが無かったら死んでしまうので、一応ライハでもしのげるように寝袋は持ってきてくださいね」
という呼びかけから始まった今回のGWツーリング。
今回は、事前に目的地を決めない完全ノープランツーリング。
当日の朝集まって、各自おのおので行きたい所を言うところからスタートです。賛同が得られればそこを目指し、意見が割れたら、じゃんけんかサイコロで決める手はず。
ただ、今回は天気が芳しくないので向かう方向は限られちゃったのですがね。。。
朝8時に大通り公園集合
肝心な目的地だけど数日天気予報とにらめっこをしていた、たかさんのご意見で快晴を目指して日高沿岸方面へ向かうことにします。
行き先は十勝・阿寒・釧路?何も決めずにとりあえず走り出す。
どんよりしている市内を抜け、マオイをスルーし早来をぬけて沼ノ端東から高速へ。着込んでるから寒くは無いけど、気温は一桁。
GWの混雑も車は流れてるので流れに乗ってまったり走ります。
富川ICでは、高見道さんのツーリングに遭遇し社長さんとご挨拶。
肝心な空模様は静内・浦河に入り、曇り空から、ようやく少し日差しが出てきた。
給油をした海沿いのスタンドの向かいにある、浜辺の人気店で昼食を取りました。
御食事処 冠月 (実はフライが超有名店だそうです)
しょうが焼きは美味でした。
食後、さらに海沿いを走り、天馬街道を抜けて十勝を目指します。
今シーズン隼は初乗りで、お尻も痛いしなんと言っても寒くて肩が張ってきました。
天馬街道の道路情報センターでしばし休憩。
ここがとても暖かくてぽかぽかでしたのでようやくカメラに手が回ります。
釧路に舵を取ろうかとも思っていましたが、後追い組みと合流するため一旦、道東道ICで合流しようと大樹町まで走りました。
十勝に入り一段と冷えてきましたがなんとか15時前に大樹町の道の駅に到着。
同時に宿泊地や宿の手配も考えます。
たまたまあった、大樹の道の駅にある旅行代理店で悪あがきをし、各地のホテルを手配してもらうものも、十勝川も帯広も釧路も阿寒も満室で撃沈。。。各自、目ぼしい関係先のホテルを探すも駄目です。。。デラックスホテルなら空いていますがねぇ。。
まさかの大樹町内のホテルや旅館も取れない状況でとりあえずまた来ますと伝え、代理店を出てベンチでどうしようっかと考えます。
すでに16時過ぎでもうどこに向かっても、寒いし暗いし宿ないし。
すると代理店のおっちゃんが探して走ってきました。
「あったぞ!6人大部屋だけど・・」
探してくれたのが
晩成温泉
??
聞けば、大樹沿岸の町営温泉に隣した宿泊研修施設だとか。
安いけどおっちゃんの上がりはありません。
「商売してないよ」とおっちゃん。
ボランテイアで手配をしてくれたおっちゃん。
今思うと相当哀れに思ったんだねぇ。
16時か少なくとも17時にはホテルに入りたいと思っていたし、一桁気温で日没後は厳しすぎるのでこの辺でタイムオーバー。
あきらめた。
まさかの、大樹町にて宿泊することに決めた。
ありがたく手配してもらった「晩成温泉」にて一泊することに決定。
早速、合流地点を段取りし最寄のICで後追い組みと合流します。
合流時点で18時30分は過ぎていたかな。
宿はさらに25Km先にあります。
話によると入浴は21時まで受付だとか。
旅のメインイベントの晩飯ですが、代理店のおっちゃんお勧めの小料理屋さんにいきました。
一膳食堂
すると店の入り口でまたもや、おっちゃんに遭遇ほんといい人です(笑)
ホルジン鍋をいただきました。
季節のヒトビロ(行者にんにく)とカレー粉が入ったカレー風味で美味、〆にうどんを投入するとカレーうどんの出来上がり。
肝心の料理もまた絶品でした、さすが食の十勝だね。
お店のおばちゃんに、晩成温泉行くの面倒だからここに泊めて?と冗談言うとまさかの「この広間で良いならいいよ」と、田舎っていいなぁ。
でもキャンセルするに訳にも行かないので食事後、閉店5分前のスーパーに入り晩酌の買い物をして、25キロ離れた宿を目指し大樹沿岸に進みます。
晩成温泉(到着時は真っ暗)
宿泊施設は、学童農業研修センター「原生花園」と言います。朝食付きで3900円
肝心の「晩成温泉」はヨードチンキみたいな赤い温泉で、のど薬のにおいがします。
なめるとしょっぱくて、海です(笑)
ありがちな熱湯でも無く入りやすい温泉でしたよ。
入浴後は、他愛もない話で盛り上がりますが、疲れもあって12時過ぎには布団に入り電気を消灯。
で寝れる訳も無く消灯後もいろいろ話手時間が過ぎ3時ごろ就寝。
7時30分起床 雨
1階の食堂でバイキング形式の朝食をみんなでとります。
パン食の俺は、宿泊時にしか食べる機会が無い文字通りの朝ごはんをいただきました。
下手なビジホの朝飯バイキングより豪華でした、あくまでビジホとの比較ですけど。
部屋に戻り10時の退出まで各自くつろぎます。
そして誰かが気づきました雪だ・・。
もう本降りの雪です。
でも10時のチェックアウトにあわせて、合羽を着込み出発です。
チェックアウト時の模様
無風なので牡丹雪・・でも走ると普通に吹雪・・。
シールドはともかくめがねも曇ってしまい、めがね野郎の3人は走行不能に陥ります。
結局、元の道の駅に戻りしばし天候回復を待つことにします。
大樹で待機・・・(俺じゃなくた○さんのおやじギャグ)
昼食時を迎え、待機するだけでやることも無いので、みんなで大樹名物、味の龍月さんの「牛トロ丼」を頂きに行きました。といっても道の駅から横断歩道を渡るとあるお店なんですが。
時節柄大きい声ではお勧めできる食べ物ではありませんが、興味のある方は一度試してみてください。
食事後、しばらく待機を続け雪が小降りになってきたので出発です。
帯広方面は、もっと気温が低く予報も悪いので仕方が無いですが高速を断念して来た道で帰ることにします。
天馬街道に近づくにつれて、周りの牧草がだんだんと白色が増して行き、ついには真っ白に。
かろうじて道路はシャーベットになっていなく、路面状況を凝視しながら気が抜けない走行です。
すれ違ったパトカーが追っかけてこなかったので、この先も路面は問題ないだろうと思い込みながら走りました。
難所の長いトンネルもシャーベットがありましたが無事に通過し南側に抜けると、一気に暖かくなり、周りの草木も緑色を取り戻したので一安心。
道路情報センターで休憩後、渋滞に当たることなく霧雨交じりの曇り空のなか新冠の道の駅へ到着。
お団子とひだか昆布明太子と、露天の焼きたての焼き栗を土産に買って帰ります。
富川ICから札幌迄一気に高速で帰りました。
行きは、雨にも当たらず走れたこと、数年行くことのなかった富川ICから向こう側を走れたので満足でした。時間的に大樹で宿泊となりましたが、侮る無かれ、大樹町は食事も宿もその値段も十分な内容でした。
普段は通過するだけの町が多い我々ですが宿泊してみると案外面白いところは多いのかなーと思う旅でした。
寒さと雪と雨でグローブ脱ぎたくないので写真はほとんど撮りませんでした。
GWに雪ってのは参ったけど、大雪のなか大型バイクを操る緊張感と疲労感もまた趣があっておすすめです。
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